食道胃腸の病気情報館

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ノロウイルス食中毒・胃腸炎の原因食品と感染経路

ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎の原因食品として、二次汚染された食品、生または加熱不十分な二枚貝が挙げられます。発生の大半を占めるノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎の原因は二次感染です。ノロウイルス感染者による飲食物や環境の汚染が食中毒や感染性胃腸炎を引き起こします。ノロウイルスの感染経路の多くが経口感染ですが、原因食品を特定できないことも多い食中毒・感染性胃腸炎です。

食品を扱う人がノロウイルスの感染経路に

調理などで食品を扱う人の手指などを介して、ノロウイルスが食品や水を汚染し、その汚染飲食物を摂取することで、経口感染による食中毒・感染性胃腸炎が引き起こされます。ノロウイルスによる食中毒・感染性胃腸炎の最も多い感染経路です。
主な症状の下痢や嘔吐は通常1~2日で治まりますが、10日間ほどはノロウイルスの排出が続くといわれています。また、感染しても無症状のこともあり、この不顕性感染と呼ばれる場合でも感染者のようにノロウイルスを排出することがあるといわれ、このように知らぬ間に感染源になっていることがあります。
ノロウイルス感染者の糞便や嘔吐物には大量のノロウイルスが存在し、液状の糞便や嘔吐物は手に付きやすく、微小なノロウイルスは皺の奥まで入り込むため除去が難しく、アルコール消毒では効果が乏しく、冬の季節の冷たい流水での手洗い時間は短くなってしまうなど、ノロウイルスが手指に残る可能性があります。感染力が強いため少量でも食中毒や胃腸炎を起こします。

汚染された二枚貝や飲料水がノロウイルスの感染経路に

二枚貝(カキ、大アサリ、シジミ、ハマグリなど)はもともとノロウイルスを持っておらず、二枚貝の中でノロウイルスが増殖することもありません。ノロウイルス感染者の糞便とともに排出されたノロウイルスは、僅かながらも下水処理場をすり抜けて河川水に流出し海に流れ込みます。こうして生き延びたノロウイルスは、河川や沿岸に生息しているプランクトンを餌にしている二枚貝の内臓に蓄積されます。二枚貝の身や表面を洗ってもノロウイルスは除去できませんから、汚染された二枚貝を生や加熱不足のまま食べると食中毒を引き起こします。
ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道水の消毒が不十分な場合も、食中毒の原因になります。

感染者との接触が感染経路に

感染者の糞便や嘔吐物に触れた手指を介して経口感染することがあります。また、感染者の手指などに付着したノロウイルスがドアノブなどの環境を汚染し、それに接触した手指を介して経口感染することがあります。

空気中のノロウイルスが感染経路に

感染者の糞便や嘔吐物の中のノロウイルスは乾燥に強いため、乾燥したノロウイルスはと感染力を維持しながら空気中を塵のように漂います。ノロウイルスは非常に微小なため、空気中のノロウイルスは簡単には落下せずに拡散して食品・食器・調理器具などに付着し汚染します。

 - ノロウイルス食中毒・胃腸炎

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