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ノロウイルス食中毒・胃腸炎の予防対策

ノロウイルス感染による食中毒・胃腸炎の治療は対処療法に限られるため予防対策が重要になります。特にノロウイルス感染が流行る時期(11月~4月の冬の季節)は、手洗い・加熱・消毒・二次感染を予防する対策で、感染しない・感染させない予防対策を徹底することが大切です。

手洗いでノロウイルス予防

ノロウイルス感染予防に手洗いは非常に重要です。ノロウイルスは手指を介して飲食物を汚染することで二次感染の原因になります。手洗いをしないと感染リスクが高くなります。ノロウイルスを体内に侵入させないために、トイレの後・帰宅後・調理前・食事前・汚物の処理後などの手洗いを徹底しましょう。特に不特定多数の人が利用するトイレの後はしっかり手洗いをします。

 ノロウイルス感染予防の手洗い方法

物理的(摩擦しながら)に洗い流すことが有効な手洗い方法になります。ノロウイルスは微小なために手の皺や指紋また爪と皮膚の間に入り込みます。石鹸はノロウイルスに対する消毒効果はありませんが、手の脂肪などの汚れを落とすことでノロウイルスを手指からはがれやすくします。石鹸を使って摩擦で汚れを落とす要領で手洗いします。10秒もみ洗い15秒流水すすぎの手洗いを2回が目安です。指先、指と指の間、爪の間、親指の付け根、手首を意識して洗います。手を拭く時は、タオルの共有はせずに、使い捨てができるペーパータオルなどでしっかり拭き取ります。

食品の加熱でノロウイルス予防

85~90℃で90秒以上の加熱でノロウイルスを不活化(死滅)できるとされています。食品の中心部まで十分に加熱することでノロウイルス予防になります。加熱できないサラダなどの生野菜は、肉や魚などと接触しないようにして、シッカリと水洗いします。食品にウイルスが付かないように、清潔な手指や器具で調理することも大切です。

消毒でノロウイルス予防

希釈した次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で、手が触れる部分(ウイルスが付着しやすいトイレのドアノブやスイッチなど)で拭いて消毒殺菌します。台所回りでは、調理器具の消毒のほか、冷蔵庫内部を清潔に保ち、取っ手の消毒もします。

ノロウイルス二次感染予防

糞便や嘔吐物を処理する時は、使い捨て手袋(ビニール袋の代用も可)やマスクをして、汚物が乾燥する前に片付けます。汚物を拭き取る時は、ぼろ布やペーパータオルなどで拭き取り、次亜塩素酸案トリウム(塩素系漂白剤)で浸した後に、水拭きをします。使用したぼろ布などはビニール袋に密封してから廃棄します。

※柿渋(渋柿タンニン)の抗ノロウイルス作用を利用した天然由来の除菌液があります。渋柿は中国の漢方や日本の民間治療薬として用いられ、食品添加物としても認可されています。ただ医薬品でないため、薬事法により消毒について効果の明記はできません。ノロウイルスに対する殺菌効果だけでなくインフルエンザウイルスにも効果があるといわれています。業務用ですが通販で入手でき、TVで紹介されてから口コミで広がっているようです。

 - ノロウイルス食中毒・胃腸炎

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