食道胃腸の病気情報館

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逆流性食道炎の改善と予防

逆流性食道炎を改善して再発を予防するには、生活習慣を改めるだけでも症状が軽快することもあります。逆流性食道炎の日常生活で心掛けるのは、食生活、肥満、姿勢、腹圧、禁煙です。日常生活を改善しても症状が良くならない場合は、病院で検査を受けてください。薬治療など何かしらの改善の糸口をつかめるはずです。

逆流性食道炎の食事を改善するポイント

胃酸逆流の引き金になる下部食道括約筋(LES)の弛緩を防ぐ食事にします。胃酸の分泌過多を抑えて、消化に時間が掛かるために胃に長く留まるような食品を控えます。

食品

  • 脂肪分・タンパク質の多い食事を控える。
  • アルコール・カフェインを控える。
  • 注意が必要な食べ物に、脂っこいもの、チョコレートなど甘いもの、塩分が多いもの、柑橘類、コーヒー・緑茶、香辛料、アルコール、炭酸飲料水、熱すぎるもの、ほか消化に悪いものがあります。
  • 牛乳・卵・大根・山芋・キャベツ・豆腐はおすすめ食品です。

食事の仕方

  • 食べ過ぎない。腹八分目にする。
  • 早食いは止める。ゆっくり食べる。
  • 食後は最低30分は横にならない。食後2時間は上半身を起こした状態を保つ。

やっておきたいこと

  • 薬を服用する時は、水を多めに飲む。
  • 食後にガムをかむ。(弱アルカリ性の唾液が胃酸を中和して症状を和らげます。)

逆流性食道炎の日常生活の注意点

肥満の解消
内臓脂肪型肥満のメタボ体型の場合は、胃にかかる圧力が強いため逆流しやすいです。肥満を解消すると圧力が下がり逆流しにくくなります。

姿勢に注意
腹圧の上昇は胃酸逆流の原因になります。腹圧が上がるような、重い物を持ち上げる動作、前屈する姿勢は避けます。猫背は治します。就寝中は上半身が少し高く(30度)なるようにして逆流を防ぎます。
食後最低30分は横にならないのが基本です。食事直後に横になる場合は、消化を助けるために右側を下(右側臥位、幽門が下)が一般的です。左右どちら側を下にして横になるかは、時と場合によって違います。胃酸逆流を防ぐには左側を下(左側臥位、胃底部が下)がよいといわれています。嘔吐した場合、気管に吐瀉物が逆流しないようにする姿勢は左側臥位(右肺が上)です。

お腹を締め付けない
ベルトなど腹部を締め付けすぎると、腹圧が上昇して胃液が逆流しやすくなります。腹部を圧迫するような衣類は避けます。腰痛でコルセットや腰痛ベルトを着用する場合は、きつく締めすぎないようにします。

禁煙
逆流性食道炎と喫煙の因果関係は証明されていませんが、統計的に喫煙者の方が症状が悪化・重症化しやすいといわれています。タバコは唾液の分泌量を減らすことは確実で、胃酸を多く分泌させると考えられています。喫煙は、逆流性食道炎に限らず、健康を害するものです。禁煙をおすすめします。

便秘の解消
排便時の「いきみ」は腹圧を上げます。規則正しい食生活で、食物繊維や乳酸菌を含む食品を摂取し、十分な水分補給をするなどで便秘を解消します。

 - 逆流性食道炎

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